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 カボチャの重さや美しさを競う「がいにビックリたまげた大会」が17日、高知県四万十市のJA高知県西土佐出張所で開かれた。「農業に遊び心を育てよう」と青壮年部が毎年開催しており、36回目。

 幡多地域の農家や小学生らが育てた赤やオレンジ、黄色のカボチャ約60個が並んだ。若手職員が2、3人がかりで「ヨイショ」と大きなカボチャを持ち上げ、はかりにのせて重さを測定した。

 最優秀賞の「ビックリ大賞」には四万十市の農業、篠田英也さん(82)が育てた重さ89・8キロのカボチャが選ばれた。篠田さんは「今年は梅雨に雨が少なく苦労した。鶏ふんや水を与えてわが子のように大切に育てた。最高の気分です」と喜んだ。

 同級生とカボチャを育てた黒潮町の拳ノ川小学校3年、江口心春さん(9)は、篠田さんのカボチャを見て「すごく大きい。恐竜の卵みたいで重そう」と目を輝かせていた。(エリアリポーター・笠原雅俊)

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